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長野経済新聞:青果卸問屋の事業承継/運送のフローHD(18年1月15日・全文)

青果卸問屋の事業承継/運送のフローHD(18年1月15日・全文)

 運送会社のフローHD(ホールディングス、長野市)は12月27日、長野信用金庫(長野市)の本店で記者会見し、同日付で傘下の長野フローと商品物流の取り引きがある、キノコや果物卸の小池青果問屋(同、小池一之社長)の事業を承継したと発表した。フローHDの高木真社長が小池青果の社長を兼ね、事業を引き継ぎ維持しながら、運送業や倉庫業の従業員を活用し、効率的な運営を目指す。
 小池青果は中野市のキノコ農家や長野市若穂のリンゴ農家などと取り引きがあり、長野信金によると「財務内容は極めて健全」という。これまで小池社長の親族を中心に運営してきたが、役員らの高齢化のため事業承継を考えるようになった。
 小池社長の依頼を受けた長野信金が県事業引き継ぎ支援センターに仲介。同センターから紹介を受けたあがたグローバル税理士法人が条件交渉や最終契約などを支援した結果、長野信金の取引先で交流も深く信頼のおける高木社長に後継を委ねた。
 フローHDは、長野フローを1972年に設立し、2008年に持ち株会社のフローHDを設立した。グループ全体の従業員は約120人、17年4月期のグループ売上高は15億6千万円。小池青果は1947年に小池氏の父親が創業し、66年に法人化した。
 フローHDによると、小池青果は運賃収入で3番目の取引先。高木社長は「小池青果は地域に密着し生産者の信用も厚い。3代目として小池社長らが築いたブランドをしっかり守り引き継いでいく」と決意を述べた。
 長野信金の市川公一理事長は「近年、事業の力を維持しながらも後継者がいないため辞めざるをえない取引業者がある。今回の事業承継は地域経済全体や様々なステークホルダーにとって有意義」と話した。【武内 浩太】


写真:(左から)長野信金の市川理事長、小池青果問屋の小池茂美部長、フローHDの高木社長







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